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【ゲーム】ファイアーエムブレム烈火の剣(GBA) ユニット評価/FEシリーズでトップクラスの人気と完成度を誇る名作

評価:☆4.3

名作と名高いGBA三部作の第二弾。

FEシリーズ全体の中でも特に人気が高い。「好きな作品は?」という旨の投票では高確率でTOP3以内に入る。

前作、封印の剣から20年前のエレブ大陸が舞台。従来のFEのような国家間の戦争は起こらず、とある組織との戦いが描かれる。

難易度のバランスが絶妙で、初心者から玄人まで楽しめるようになっている。特にヘクトル編ハード(通称ヘクハー)はシリーズを通してトップクラスの難易度。

キャラも個性的な面子が揃っており、誰もが自分だけの強みを持っている。性能的にも、使い物にならないキャラ、いわゆるイラナイツがほとんどおらず、運用しようと思えば最後まで使っていけるため、キャラゲーとしても良質。あらゆる面で優れた名作となっている。

GBA三部作の第一弾。封印の剣はこちら。

gyosyonin-memo-gamereview.hatenablog.com

 

ユニット評価

画像は全て旧ファイアーエムブレムミュージアムより引用。

ロード

リン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 16 4 7 9 5 2 0 5 5
CC +3 +2 +2 +2 - +3 +5 +1 +1
成長率(%) 70 40 60 60 55 20 30 - -
期待値 45.6 21.2 31.8 33.8 25.9 12.6 16.4 6 6
限界値 60 24 29 30 30 22 22 15 25

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

本名リンディス。本編で一番最初に仲間になる主人公のひとり。

序章~10章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で再加入。

性能はステータスを見て分かる通り、技と速が伸び易い剣士タイプ。力の成長率も悪くないため、多少厳選すれば力~速までカンストさせることも難しくない。CCすれば弓も扱えるようになり、本来不利な飛兵も撃ち落とせるのでさらに使い勝手が良くなる。低い耐久力は高い回避率でカバー。ただし過信は禁物。

専用武器はマーニ・カティソール・カティの二つ。マーニ・カティは軽くて威力8とそこそこ高く、騎馬・重装の二種特攻に加えて必殺20がついてくる高性能武器。おまけに耐久が45もあり、再加入時に回復する。序盤から終盤までお世話になる。反対にソール・カティの方は微妙。カタログ・スペックは高いが、重さ14が全ての長所を消し去っている。

総評して、序盤から終盤まで扱い易い強ユニット

FEにおける特化型の優秀さを教えてくれる。ペアエンディングはエリウッドヘクトル、ケント、ラス、フロリーナの5人。男性4人とは結婚、フロリーナとは百合親友エンドになる。主人公三人で三角支援もアリ。

そんなことより、彼女の特徴はポニテと巨乳、そしてセクシーな生足である。サカ万歳。海外版で年齢が日本版(15歳)から18歳に引き上げられたというのは有名な話。確かにこのスタイルで15歳は無理がある。

FEの英雄総選挙では初代1位に輝いた。以降は殿堂入りのため投票不可となっている。

ユニット評価:A

 

エリウッド HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 18 5 5 7 7 5 0 5 7
CC +4 +2 - +1 - +1 +3 +2 +2
成長率(%) 80 45 50 40 45 30 35 - -
期待値 52.4 24.1 24 23.2 24.1 17.4 16.3 7 9
限界値 60 27 26 24 30 23 25 15 25

みんな大好きエリ…なんとかさん。

見た目で分かる通り、前作主人公ロイの父親。

エリウッド編11章、ヘクトル編12章から使用可能。

性能はバランスタイプ。期待値通り育ってくれれば穴の無い性能に仕上がるが、ヘタレるとひどい。せめて技と速の成長率が逆だったら……

彼を語る上で外せないのは専用職ロードナイトの残念っぷり。後述するパラディンに移動力、守備、体格で劣り、おまけにあちらは斧も扱える。対して、ロードナイトが勝っているところは力の限界値(ロードナイト:27、パラディン:25)しか無い。このせいで劣化パラディンと言われてしまう始末。

そして極めつけはタイトルにもなっている専用武器、烈火の剣デュランダルとの相性の悪さ。何故か前作と比べて重くなっており(12→16)、体格9しかないエリウッドが持つと激しく攻速落ちしてしまう。デブ剣の愛称は伊達では無い。劣化の剣ってこと!?

レイピアの方は例によって高性能と言って良い。マーニ・カティと比べると見劣りするが……

総評して、決して弱くは無いが、それ以上に残念な点が目立つキャラ

他二人の主人公がハイスペックであることも拍車をかけている。周回毎に全く異なる性能になるため、いっそ楽しんでみては如何か。ペアエンディングはニニアン、リン、フィオーラ、ヘクトルの4人。女性陣とは結婚エンド、ヘクトルと親友エンドになる。封印の剣の時系列では、彼と結婚した相手は既に故人となっている。公式設定に最も近いのはニニアンかな?

ユニット評価:B

 

ヘクトル HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 19 7 4 5 3 8 0 5 13
CC +3 - +2 +3 - +1 +5 - +2
成長率(%) 90 60 45 35 30 50 25 - -
期待値 56.2 29.8 23.1 21.3 14.4 28 14.5 5 15
限界値 60 30 24 24 30 29 20 15 25

FEの歴史を変えたオラオラ系主人公。

前作ヒロインである魔砲少女リリーナの父親。

エリウッド編12章、ヘクトル編11章から使用可能。

性能は力と守備が上がり易いアーマー系……だが、技も速も平均水準を上回り、最終的にほとんどの能力がカンスト、或いは直前まで伸びる本作の最強ユニット候補。CCで速さ、魔防が大幅に強化されるため、以降は無双状態と言ってもいい。唯一幸運が伸び悩むが許容範囲内。移動力が5のまま変わらないため、ブーツを使う候補でもある。

専用武器はヴォルフバイル天雷の斧アルマーズ。ヴォルフバイルは例によって二種特攻。騎馬・重装は槍を装備していることが多く、三すくみの関係で命中の低さがあまり気にならない。アルマーズは重さ18とかなり重いが、ヘクトルの体格も15と相応に高く、ボーナス(守備+5)もあってリンやエリウッドよりは性能を発揮しやすい。

総評して、自軍エースを押し退けて敵軍に切り込める強ユニット

彼の存在は以降の熱血系男主人公(エフラム、アイク、クロム)の雛形になったと言われている。ペアエンディングはリン、フロリーナ、ファリナ、エリウッドの四人。女性陣とは結婚エンド、エリウッドとは親友エンドになる。エリウッドとは最低でもBまで進めておきたい。ちなみにエリウッドがフィオーラ、ヘクトルがフロリーナかファリナと結婚した場合、ロイとリリーナは従兄妹の関係になる。

ユニット評価:S

 

ソシアルナイトパラディン

例によって便利なユニット。機動力があり、救出と引き渡しの際に再移動ができる。馬に乗っている時点で何かしらの仕事ができる。CCすれば剣、槍、斧と近接三種が使えるのも優れたポイント。

セイン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 19 8 4 6 4 6 0 7 9
CC +2 +1 +1 +1 - +2 +1 +1 +2
成長率(%) 80 60 35 40 35 20 20 - -
期待値 51.4 31.8 18.3 22.2 17.3 15.6 8.6 8 11
限界値 60 25 26 24 30 25 25 15 25

FE伝統、赤緑の緑の方。女好きの軟派男。

1章~10章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で再加入。

従来と逆で、力の緑になっている。ほぼ間違いなく力がカンストし、逆に技が伸び悩む。速がヘタレなければ、CC後に剣・槍・斧の近接三種を扱えるため、三すくみで技の低さを補える。

支援相手はほとんどが女性。レベッカ、フィオーラとは結婚エンド、ケントとは相棒エンドになる。足並みが揃うケント、プリシラ、フィオーラ辺りが扱い易いか。

ユニット評価:B

 

ケント HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 20 6 6 7 2 5 1 7 9
CC +2 +1 +1 +1 - +2 +1 +1 +2
成長率(%) 85 40 50 45 20 25 25 - -
期待値 54.3 22.2 26 25.1 9.6 16.5 11.5 8 11
限界値 60 25 26 24 30 25 25 15 25

FE伝統、赤緑の赤の方。生真面目な堅物キャラ。

1章~10章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で再加入。

技の赤。セインと比べるとバランスが良く、技と速がカンストしやすい。力もそれなりに伸びるため、セインと違って堅実な攻めが期待できる。ただし幸運が壊滅的。常に必殺の恐怖が付き纏うので、運用するなら幸運はドーピングしておきたい。

支援相手には事欠かない。リン、フィオーラ、ファリナと結婚エンド、セインと相棒エンドがある。足並みが揃うセイン、フィオーラ、ファリナ、ヒースが無難か。セイン、フィオーラとは三角関係支援が組める。

ユニット評価:B

 

ロウエン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 23 7 5 7 3 7 0 7 10
CC +2 +1 +1 +1 - +2 +1 +1 +2
成長率(%) 90 30 30 30 50 40 35 - -
期待値 58.3 19.1 17.1 19.1 21.5 23.8 13.9 8 12
限界値 60 25 26 24 30 25 25 15 25

エロゲ主人公みたいな見た目しやがって。

エリウッド編11章、ヘクトル編12章で加入。

全体的な成長率が悪く、赤緑を差し置いて使う理由があまり見当たらない。唯一の特徴はHPと守備が伸び易いこと。移動する壁としての運用が見込める。

ペアエンディングはレベッカ

ユニット評価:C

 

マーカス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 31 15 15 11 8 10 8 8 11
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 65 30 50 25 30 15 35 - -
期待値 43.3 20.7 24.5 15.7 13.7 12.8 14.6 8 11
限界値 60 25 26 24 30 25 25 15 25

今回は成長するJ-GUN枠。

エリウッド編11章、ヘクトル編12章で加入。

封印の剣にも登場するフェレ家古参の騎士。前作と比べて見た目が若々しく、初期値も高くて成長率も並み程度ある。速さえ厳選 or ドーピングすれば十分運用していける。ただし初期上級職の宿命か、叩き上げには及ばない。

ロウエン、エリウッドと三角支援が組める。

ユニット評価:C

 

イサドラ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 28 13 12 16 10 8 6 8 6
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 75 30 35 50 45 20 25 - -
期待値 42.2 18.7 18.6 25.5 18.5 11.8 10.7 8 6
限界値 60 23 27 25 30 24 26 15 25

ハーケンの婚約者。ただし浮気性。

エリウッド編21章、ヘクトル編22章で加入。

GBAでは珍しい女性パラディン。終盤の加入にも関わらず初期値がマーカスより低く、成長率も速以外低い。残念ながら戦力としての価値はほとんど無い。

上述した通りハーケンの婚約者……のはずだが、支援相手7名が全て男性で且つ、ペアエンドがハーケン以外に二名存在する。その相手はラガルトとレナート。どちらも結婚とまではいかないが、淡い想いを抱きながら別れる内容となっている。

ユニット評価:D

 

アーマーナイト/ジェネラル

前作と違い、今作のアーマーナイトは初期値が高く、育て易い。ドラゴンナイトの守備が下がり、壁としての価値が下がったのも追い風。ライバルは主人公のヘクトル

ワレス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 30 13 7 5 10 15 2 4 13
CC +4 +2 +2 +3 - +2 +3 +1 +2
成長率(%) 70 45 40 20 30 35 35 - -
期待値 52.9 27.1 19.8 13.4 18.1 26.4 14.4 5 15
限界値 60 29 27 24 30 30 25 15 20

えええ、なんでLV12でCCしちゃうんですか――!

リン編9章~10章、エリウッド編23章ロイドルート、ヘクトル編24章ロイドルートで加入。ガイツと選択。

ノーマルではなんとレベル12でCCしてしまう。ワロス閣下。あまりにも勿体無い。ハードではしっかり育ててからCCできるため、ワレス自身の強さも相まって安定した活躍が見込める。

ただし、彼にとって不運なのはライバルが強いこと。オズインとヘクトルが揃って強キャラな上、選択で仲間になるウォーリアのガイツが優秀なので選ばれにくい。

支援はお好みで。レナートとの会話では、かつて女性の様に線が細かったことが語られる。びっくりである。

ユニット評価:B

 

オズイン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 28 13 9 5 3 13 3 4 14
CC +4 +2 +2 +3 - +2 +3 +1 +2
成長率(%) 90 40 30 30 35 55 30 - -
期待値 59 27 20 17 13.5 31.5 15 5 16
限界値 60 29 27 24 30 30 25 15 20

カッチカチの頼れる重騎士。

エリウッド編12章、ヘクトル編12章で加入。

性能はアーマーナイトとしては完璧。圧倒的な守備力と高い攻撃力で、壁役として文句無しの性能を誇る。初期値が高く、扱い易い点も素晴らしい。

唯一の欠点は機動力。ブーツをヘクトルに取られる ことが多いため、進軍スピードに着いていけないことがある。それでも強キャラであることには変わり無いため、愛用するプレイヤーは多い。

平民の出であり、侯爵ウーザルただ一人に槍を捧げていた。しかし物語が進むにつれ、ヘクトルにも忠誠を誓うようになる。

ペアエンディングはセーラ。主君にも結婚相手にも手を焼かされることになる苦労人。

ユニット評価:A

 

傭兵/勇者

さすがというべきか、安定して強いクラス。二人ともエースとして申し分のない性能を持つ。前作はソードマスターに食われ気味だったが、今作は三すくみの強化により斧の重要性が増している。

レイヴァン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 25 8 11 13 2 5 1 5 8
CC +4 - +2 +2 - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 85 55 40 45 35 25 15 - -
期待値 57.9 26.7 26.6 30.3 13.9 15.5 8.1 6 9
限界値 60 25 30 26 30 25 22 15 20

コンウォル兄妹の兄。レイモンド兄様。

リン編3~10章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で加入。

復讐に生きる元貴族の傭兵。立ち位置的に前作のルトガーに良く似ている。ハードブースト対象者。

性能は左側(力、技、速)が良く伸びる代わりに、右側(守備、魔防、幸運)が伸び悩む。あまりに偏ったこの成長率はコンウォル病と呼ばれた。とは言え、戦闘にダイレクトに影響するのは左側の数値。育成すれば自軍のエースとして運用できる。体格が低めなため、斧を扱う際は攻速落ちに注意。

コンウォル家を取り潰したオスティア家に恨みを抱いている。仲間になったのも、ヘクトルを殺害してオスティア家に復讐するため。とは言え、これはコンウォル家が同盟資金を横領したのが原因。オスティア家からしたら逆恨みもいいところである。

ペアエンディングはルセア。オススメはプリシラも加えて愛憎交えたコンウォルトライアングル。

ユニット評価:A

 

ハーケン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 38 21 20 17 12 15 10 6 11
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 80 35 30 40 20 30 25 - -
期待値 47.6 25.2 23.6 21.8 14.4 18.6 13 6 11
限界値 60 25 30 26 30 25 22 15 20

即戦力の派遣社員

エリウッド編25章、ヘクトル編27章で加入。

エリウッドの父エルバート直属の騎士。黒い牙に潜入して仇を討とうとしていたところでエリウッドたちと出会う。

初期値が高く、ハードブースト対象者でもあり、勇者の剣まで持ってくる有能派遣社員。斧のレベルが最初からBなのも評価点。カレルと選択だが、戦力としては圧倒的にこちらが上。

同じ職種のレイヴァンと比べると、技、速が劣る代わりに守備、魔防で上回る。体格も上回るので斧使いとしてはレイヴァン以上か。総じて全体的なバランスはこちらの方が良い。

欠点は加入が遅いことと支援関係の乏しさ。強キャラが少なく、相手に困る。ペアエンディングは婚約者のイサドラとヴァイダお前らなぁ……

ユニット評価:A

 

剣士/ソードマスター

前作で暴れすぎたせいか、大幅に弱体化された兵種。必殺補正の減少(30→15%)、三すくみ強化による回避率の相対的減少、ソードキラーの登場などが逆風。剣士冷遇の始まりとも言われる。

ギィ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 21 6 11 11 5 5 0 5 5
CC +5 +2 - - - +2 +1 +1 +1
成長率(%) 75 30 50 70 45 15 25 - -
期待値 53 18.8 29 36.2 21.2 12.4 10 6 6
限界値 60 24 29 30 30 22 23 15 25

FE伝統キルソ剣士。

エリウッド編13章、ヘクトル編13章で加入。

サカ一の剣士を夢見て修行する少年。ハードブースト対象者。成長率、期待値に関しては前作と比べて遜色ないが、上記の通り扱いづらさが目立つようになってしまった。

性能は典型的な剣士タイプ。運用に問題は無いが、力がヘタレ易いのが難点。体格が低くてキルソードですら攻速落ちするのも悩ましい。出撃枠があるならまだしも、リンやレイヴァンがいるので無理して育成する必要は薄い。やっぱ剣しか扱えないってのはなぁ……。

支援は自身が炎属性なので、誰と組んでも火力の補強が可能。プリシラとはペアエンディングもある。青春色が強いと評判。

ユニット評価:B

 

カレル HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 31 16 23 20 15 13 12 6 9
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 70 30 50 50 30 10 15 - -
期待値 39.4 19.6 29 26 18.6 14.2 13.8 6 9
限界値 60 24 29 30 30 22 23 15 25

人斬り大好き厨二剣士。

エリウッド編25章、ヘクトル編27章で加入。

剣魔カレル。強者を斬ることに愉悦を感じる超危険人物で変態。まだ剣聖ではないので前作ほどの異常な強さは無い。ハードブースト対象者。

設定では作中最強クラス……なのだが性能はパッとしない。初期値も成長率も並みで、特にヘクトル編ハードではまともな運用すら難しい。ギィと比べて力が高く、体格があるのは強みだが、それだけで派遣を切るかと言われると難しい。そもそもソードマスターというクラス自体ががパッとしないのだから仕方ないか……。

ただ、彼は格好良い。まず設定が素晴らし過ぎる。

一子相伝の剣技。しきたりに則った兄弟親殺し。剣に憑りつかれた魔物から殺気の無い剣を操る剣聖へと至るまで、いったい彼に何があったのか。おそらくは妹カアラの死が関係していると思われるが、それは作中では一切語られない。「……何かを失って気づくこともあるということさ」

支援は正直誰でも良いが、会話の内容としては是非とも妹のカアラか、もしくはルセアと結んで欲しい。

ユニット評価:B

 

カアラ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 29 14 21 18 16 11 12 6 7
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 70 30 50 50 30 10 15 - -
期待値 39.5 18.5 28.5 25.5 20.5 12.5 14.25 6 7
限界値 60 22 29 30 30 22 25 15 25

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

ヘクトル編31章で仲間になる。ヘクトル編限定キャラ。

剣姫カアラ。カレルの妹でブラコン。剣を嫌いながらも、兄を追うために剣を手に取った。性能としては初期値も成長率も兄と似ている。ただ加入時期が遅く、初期値も低いため、はっきり言って弱い。仲間にする際は、バアトルには弓を装備させておいた方が良い。

ただ、彼女は美しい。まず設定が素晴らしい。

長い黒髪と巨乳、スリットから見える美脚。リンといいカアラといい、サカの女性はスタイル抜群の見た目:S になるのだろうか。サカ万歳。バアトル勝ち組。晩年は娘のフィルを生んだのちに病死している。美人薄命とはこのことか。

支援は兄のカレルか、旦那のバアトルと結ばせたい。

ユニット評価:C

 

戦士/ウォーリア

三すくみの強化によって、前作と比較して使い易くなった。とは言え、今作はヘクトルを筆頭に斧を扱うユニットが強力であり、競合相手が多い。CC後は弓が扱えるため、使い勝手が良くなる。体格が大きいため、特に勇者の弓との相性は抜群。

ドルカス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 30 7 7 6 3 3 0 5 14
CC +3 +1 +2 - - +3 +3 +1 +2
成長率(%) 80 60 40 20 45 25 15 - -
期待値 61.8 29.6 23.4 13.2 19.2 15 8.4 6 16
限界値 60 30 28 26 30 26 22 15 20

ふむ…きみは、いい体をしているな。

リン編4章、エリウッド編11章、ヘクトル編12章で加入。

妻のために山賊として金を稼いでいたが、リンと出会って足を洗う。

性能としては初期値が優秀で、成長率もHP、力が伸び易い戦士タイプ。ただ速が伸ないことが致命的。追撃が出せないために火力が伸びず、逆に追撃されるためにせっかくのHPもガンガン削られる。運用するならCC後に弓を用いた削り役にすると良い。

ところで彼の体格を見てくれ。こいつ(14→16)をどう思う?

すごく……大きいです。

ユニット評価:C

 

バアトル HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 29 9 5 3 4 4 0 5 13
CC +3 +1 +2 - - +3 +3 +1 +2
成長率(%) 85 50 35 40 30 30 25 - -
期待値 63.4 28.5 19.9 17.8 15.1 18.1 12.2 6 15
限界値 60 30 28 26 30 26 22 15 20

美人の嫁と可愛い娘を得る勝ち組。

エリウッド編11章、ヘクトル編12章で加入。

カアラの旦那でフィルの父親。前作よりも成長率が引き上げられ、戦士系としては最強の呼び声が高い。ドルカスと比較して、速、守備、魔防が伸びるため使い易い。ヘクトル編ではカアラのためにも育てる価値はある。とは言え、単純な斧使いとしてはヘクトルやダーツ、他勇者二名(レイヴァン、ハーケン)に劣るか。こちらは弓が使えるという点で差別化していきたい。

問題は初期値。特に速3が痛い。CCしてもボーナスがつかないため、ヘタレてしまうと二軍落ちは免れない。祈るしかない。

支援は個人的にはやはりカアラと結んで欲しい。戦力的に考えればカナス一択ではある。

ユニット評価:B

 

ガイツ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 40 17 12 13 10 11 3 6 13
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 85 50 30 40 40 20 20 - -
期待値 54.4 25.5 17.1 19.8 16.8 14.4 6.4 6 13
限界値 60 30 28 26 30 26 22 15 20

前作ギースの兄。弟と違ってフツメン。

エリウッド編23章ライナスルート、ヘクトル編24章ライナスルートで加入。

初期上級職の割に成長率が高く、ハードブースト対象者でもあるため、即一軍として運用できる。何より最初から弓Bであること、そして速がしっかり伸びるのが偉い。力は他二名に劣るが、それでも十分な値が見込める。斧使いと言うよりは弓使いとして運用した方が強いかもしれない。

ペアエンディングは無し。

ユニット評価:B

 

山賊・海賊/狂戦士

ソード-マスター共々CC後の必殺補正が30→15%に減らされた。CCボーナスも大幅に下がり、前作と比較して弱くなった。CCアイテムが覇者の証(1,0000G)に変更されたのも向かい風。

ダーツ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 34 12 8 8 3 6 1 5 10
CC +4 +1 +1 +1 - +2 +2 +1 +3
成長率(%) 70 65 20 60 35 20 15 - -
期待値 59.7 33.1 15.2 27.6 13.8 14.2 7.6 6 13
限界値 60 30 29 28 30 23 21 15 20

当たれば強いファーガス海賊団特攻隊長。

エリウッド編18章、ヘクトル編19章で加入。

前作のゴンザレスのような成長率。力と速が伸び、技が低い。安定感という意味ではウォーリアの面々に敵わない。しかし火力は頭一つ抜けているため、運用するなら秘伝の書で技を補強したい。

レベッカの兄、ダン本人である疑惑がある。本人が記憶喪失であることから確定はしていないが、レベッカやウィルとの支援会話を聞く限り、彼がダンでほぼ間違い無い。

支援相手は強キャラが多いので困らない。個人的にはレベッカやウィルと結んで欲しいが、ファリナとはペアエンドがある。お好みで。

ユニット評価:B

 

ホークアイ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 50 18 14 11 13 14 10 6 16
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 50 40 30 25 40 20 35 - -
期待値 58 24.4 18.8 15 19.4 17.2 15.6 6 16
限界値 60 30 29 28 30 23 21 15 20

固有の戦闘グラフィックを持つ砂漠の守護者。

エリウッド編22章、ヘクトル編23章で加入。強制出撃。

初期上級職の狂戦士。前作おっぱいイグレーヌの父親。性能は残念ながら強くはないが、そんなことより専用グラが格好良い。それだけで価値があると言って良い。

問題なのは支援。相手がいない。パントとルイーズは最初からAなので、ホークアイと支援Aが組めるのはニニアンしかいない。でもニニアンとAまで進めるか? 進めないだろさすがに。いくらグラ格好良くても。そういうことだよ。

ユニット評価:C

 

アーチャー/スナイパー

前作と比較して全体的な能力が底上げされ、使い易くなった。ライバルである遊牧民が1人しかいないのも大きい。というか前作が酷過ぎたとも言えるが……

ウィル HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 20 6 5 5 6 5 0 5 6
CC +3 +1 +2 +2 - +2 +3 +1 +1
成長率(%) 75 50 50 40 40 20 25 - -
期待値 50.7 25.5 25.5 21.8 20.8 14.4 12.2 6 7
限界値 60 25 30 28 30 25 23 15 20

天然失言大将。

リン編3章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で加入する。

HP、力、技が良く伸び、耐久もそこそこ伸びる優秀な弓兵。特に力に関してはスナイパー中でトップ。ただ速がやや低く、ヘタレる可能性もある。同職よりも、寧ろガイツなどのウォーリアがライバル。

支援相手も軒並み強キャラが揃う。ホークアイに分けてあげて欲しいレベル。レベッカは幼馴染というのもあって支援が進み易い。というか最初から両想いじゃね?

ユニット評価:B

 

レベッカ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 17 4 5 6 4 3 1 5 5
CC +4 +3 +1 +1 - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 60 40 50 60 50 15 30 - -
期待値 43.8 22.2 25 29.8 23 10.7 14.4 6 6
限界値 60 24 30 29 30 24 24 15 20

やがてロイの乳母となる最強の村娘。

エリウッド編11章、ヘクトル編12章で加入。

今作最強のスナイパー。とにかくよく速が伸び、技と幸運も伸びるので使い易い。力がやや低いが、CCボーナスで+3される上に、自身の属性が炎で火力の補強は容易。低い耐久も回避力である程度はカバーできている。文句無しの強キャラ。高速の弓使いという点では他のスナイパーよりもリンがライバルか。

しかも可愛いんだよな。

この娘が乳母とかどこまで行ってもロイは勝ち組。

ペアエンディングはウィル、セイン、ロウエンの三人。息子は封印でも出てくるあのヲルトである。弓の才能は残念ながら受け継がれなかったようだが。

ユニット評価:A

 

ルイーズ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 28 12 14 17 16 9 12 6 6
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 60 40 40 40 30 20 30 - -
期待値 37.6 18.4 20.4 23.4 20.8 12.2 16.8 6 6
限界値 60 24 30 29 30 24 24 15 20

魔道軍将パントの妻。

エリウッド編24章、ヘクトル編26章で加入。

初期上級職のスナイパー。前作クレインとクラリーネの母。魔法の才能は娘に、弓の才能は息子に受け継がれたらしい。

作中でも語られる通り超美人。だが人妻。誰かさんと違って浮気せず、最初からパントと支援Aが付いている。初期値がそこそこ高く、成長率も高いので、初期上級職としてはなかなかのもの。旦那も揃って優秀なので、育てる手間を省いたり、ターン数を意識したプレイをするなら便利。

ユニット評価:C

 

遊牧民/遊牧騎兵

今作ではただひとり。ラスだけが使用可能。前作では騎兵のくせに騎馬特効無効だったり、森や砂地を低コストで移動できたり、川まで渡れるバグだらけのクラスだったが、今作では修正された。

ラス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 25 8 9 10 5 7 2 7 8
CC +3 +2 +1 +1 - +3 +3 +1 +1
成長率(%) 80 50 40 50 30 10 25 - -
期待値 53.6 26 22.8 27 14.6 13.2 13 8 9
限界値 60 25 28 30 30 24 23 15 20

ダヤンの息子でシンの父親。ナンバーワンでオンリーワン。

リン編6章、エリウッド編21章、ヘクトル編22章で加入。

今作唯一の遊牧民やっぱ馬に乗ってて弓使えるのはつえーよ。攻撃範囲ハンパない。これで能力値が微妙ならばまだしも、全ての能力がバランス良く伸びるので、どう足掻いても強キャラになる。例によってCC後は剣も扱える。

唯一の欠点は支援相手の乏しさ。3人しかいない。リンとはペアエンドがある。同じサカの民同士、お似合いではある。ただし、リンはフロリーナやヘクトルとのカップリングも人気なので悩ましい。

ユニット評価:A

 

ペガサスナイトファルコンナイト

前作はドラゴンナイトの影に隠れがちだったが、今作のペガサスナイトは揃いも揃って強キャラばかり。しかも全員が主人公たちとペアエンドを持つ優遇っぷり。玉の輿三姉妹。相変わらずの見た目:S も素晴らしい。

フロリーナ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 17 5 7 9 7 4 4 7 4
CC +5 +2 - - - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 60 40 50 55 50 15 35 - -
期待値 44.8 22.2 26 29.9 26 11.7 19.3 8 5
限界値 60 23 25 28 30 23 26 15 25

ペガサス三姉妹の三女。男性恐怖症。

リン編1章、エリウッド編15章、ヘクトル編16章で加入。

能力値を見て分かる通り、非常に強い。技、速、幸運、魔防が良く伸び、従来のペガサスの弱点であった力も期待値でカンスト直前まで迫る。ただし、例によって体格が小さくて攻速落ちし易く、守備も低いので打たれ弱い。弓に注意しなければならないのもシリーズ恒例。決して万能というわけではない。ただ、それを差し置いても飛兵は便利。メリットがデメリットを凌駕してる。特に序盤は彼女以外に飛行がいないので、存分に働いて貰おう。

ペアエンディング相手はリンとヘクトル。リンとの支援はかなりガチめの百合親友エンド。ヘクトルとは結婚エンド。勿論三姉妹で三角支援を結ぶのも良い。トライアングルアタックもある。

ユニット評価:A

 

フィオーラ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 21 8 11 13 6 6 7 7 5
CC +5 +2 - - - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 70 35 60 50 30 20 50 - -
期待値 48.4 21.2 30.2 29 15.6 14.4 25 8 6
限界値 60 23 25 28 30 23 26 15 25

ペガサス三姉妹の長女。クソ真面目な風紀委員キャラ。

エリウッド編18章、ヘクトル編19章で加入する。

こいつも非常に優秀。特に魔防は三姉妹中トップ。カンストも難しくない。育てれば魔法職キラーとして活躍が見込める。代わりに幸運が三人中最低。ルナは勘弁。三姉妹長女なので仕方がないか。パオラの呪いは強い。

妹に「槍を構えなさい!」とか言っちゃうティトと違って、こちらは任務より妹優先。ファリナが見習いの時、自分の任務を放棄して彼女を助けに行ったこともある。

ペアエンドはエリウッド、セイン、ケントと三人もいる。堅物委員長キャラのくせしやがって……だがそれが良い。

ユニット評価:A

 

ファリナ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 24 10 13 14 10 10 12 7 5
CC +5 +2 - - - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 75 50 40 45 45 25 30 - -
期待値 49.2 25.5 23.8 26.1 22.1 18.7 22.1 8 6
限界値 60 23 25 28 30 23 26 15 25

ペガサス三姉妹の次女。金の亡者。

ヘクトル編25章で加入。ヘクトル編限定キャラ。

最高の成長率を誇る今作最強ユニット候補。全ての能力値が高い水準で纏まり、攻撃から壁役まで何でもこなす。ペガサスのくせに守備も高く、デルフィを持てば一切の弱点が無くなる。さすが2万Gの女。

ちなみに金に煩くなったのは、かつて自分を助けるために莫大な違約金を背負った姉フィオーラのため。本当は姉想いの真面目な子。

ペアエンディングはヘクトル、ケント、ダーツの三名。特にケントとヘクトルは姉妹で取り合う構図になる。フロリーナはリン、フィオーラはエリウッド、ファリナはヘクトルと結婚すれば、誰も悲しまない優しい世界が生まれる。

ユニット評価:S

 

ドラゴンナイト/ドラゴンマスター

相も変わらず優秀なクラス。HPから守備まで高水準で纏まることが多い。しかし、今作はペガサスが優秀過ぎるせいで活躍の場を取られがち。

ヒース HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 28 11 8 7 7 10 1 7 9
CC +4 - +2 +2 - - +2 +1 +1
成長率(%) 80 50 50 45 20 30 20 - -
期待値 57.6 27 26 23.4 13.4 19.6 9.4 8 10
限界値 60 27 25 23 30 28 22 15 25

CMでロストした可哀想な男。

エリウッド編21章、ヘクトル編22章で加入。

寝返りドラゴンという強キャラが確約されたようなキャラ。ハードブースト対象者。エースとして申し分ない。

……なのだが

上記したように今作の飛行ユニットはペガサスがとにかく優秀。特に速が23で頭打ちというのは心許ない。セールスポイントの打たれ強さも魔防の低さが足を引っ張る。ファリナの能力を見ちゃうとね……やはり可哀想な男。

とは言え優秀であることに変わりは無い。別にペガサスと併用しても構わないわけだし。

支援相手候補はヴァイダ、プリシラ、ケントなどがオススメ。足並みも揃う。プリシラとは両想いになりつつも結局結ばれない。逃亡兵の末路とも言うべきか。彼の将来はどれも明るくない。どこまでいっても可哀想な男。

ユニット評価:A

 

ヴァイダ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 43 20 19 13 11 21 5 8 12
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 60 45 25 40 30 25 15 - -
期待値 49.6 24.9 21.7 17.4 14.3 23.7 6.6 8 12
限界値 60 25 26 24 30 27 23 15 25

ワイルドな姉御。王子ゼフィールに槍を捧げた竜牙将軍。

エリウッド編27章、ヘクトル編29章で加入。

ヒースの上司で初期上級職。最強のスレンドスピアを携えて敵として登場する。

性能としては特に守備の高さが魅力的。空飛ぶ壁として運用できる。ただし、今作は最強の盾オズインがいる上に、移動する壁としての役割もロウエンで代用できる。弓に特攻を受けるのも痛い。当然魔法耐久は紙。運用するなら、飛兵特有の機動力と攻撃性能を上手く生かしたい。

ペアエンドはハーケン。ゼフィールに対して忠誠を誓うヴァイダと、エリウッドに忠誠を誓うハーケン。志を同じくする同士で仲を深めていく。浮気だけどね。

ユニット評価:B

 

魔道士/賢者

魔道書が重くなり、攻速落ちしやすくなった。前作リリーナのような、初期魔法で全てを焼き尽くす破壊神がいないため、考えて使い分ける必要がある。

エルク HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 17 5 6 7 3 2 4 5 5
CC +4 +1 - - - +3 +3 +1 +1
成長率(%) 65 40 40 50 30 20 40 - -
期待値 45.7 21.2 21.2 26 14.4 12.6 22.2 6 6
限界値 60 28 30 26 30 21 25 15 20

いつも女性に振り回される少年。

リン編5章、エリウッド編14章、ヘクトル編14章で仲間になる。

リン編ではセーラの護衛、エリウッド編とヘクトル編ではプリシラの護衛で加入する。

性能としては速と魔防が良く伸びる……のだが、それ以外はパッとしない。何より成長率が平たいバランス型であることがネック。エリ……なんとかさんもそうであったように、バランス型の成長率はヘタレ易い。今作はCCボーナスがショボいこともヘタレ易さに拍車をかけている。

そして一番のネックは後述する師匠の存在。わざわざエルクを叩き上げる必要性が無い。お陰でエルクは非常に残念な立ち位置になっている。

支援相手にはセーラ、プリシラ、ニノ、ルイーズ。多種多様な女性が揃っている。

ユニット評価:C

 

パント HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 33 18 21 17 14 11 16 6 8
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 50 30 20 40 40 30 35 - -
期待値 40 22.2 23.8 22.6 19.6 15.2 20.9 6 8
限界値 60 28 30 26 30 21 25 15 20

エトルリア魔道軍将。

エリウッド編24章、ヘクトル編26章で加入。

大賢者アトスの弟子でエルクの師匠。ルイーズの旦那で、前作クレインとクラリーネの父親。セシリアさんと違って魔道軍将として確かな実力を持ち、美人の妻と美形の子供たち、そして自身もイケメンという非の打ち所がない勝ち組。

能力を見て分かる通り、初期値が高くて期待値もそこそこあり、速と魔防以外の能力でエルクを上回っている。杖が最初からAであることもあり、弟子を完全に食っていると言って良い。即戦力で即一軍。

支援相手は最初からルイーズとAがついている。せっかくなら夫婦揃って運用すると良い。二人とも魔防が高く、敵の魔導士相手に強く出られる。

ユニット評価:B

 

ニノ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 19 7 8 11 10 4 7 5 3
CC +3 +1 +1 - - +3 +3 +1 +1
成長率(%) 55 50 55 60 45 15 50 - -
期待値 40.7 25 27.7 31.4 25.3 12.1 27 6 4
限界値 60 30 28 26 30 21 25 15 20

魔道の才に恵まれた薄幸ロリ。

エリウッド編26章、ヘクトル編28章で加入。

元黒い牙の一員で、義母ソーニャに虐げられる毎日を送る。ジャファルと共に王子ゼフィールの暗殺を命じられるが、愛情に飢えるゼフィールと自身が重なり、暗殺を断念。ジャファルと共に仲間に加わる。

元々はリキアの名門魔道一族の生まれで、魔道の才能は圧倒的。まともに読み書きすらできない中で魔法を取得しており、成長率はエルクやパントを凌駕する。ただし、加入タイミングが終盤であることがネック。育成に非常に手間がかかり、運用には愛が必要。ロイドやライナスからは可愛がられており、モルフに変えられた彼らとの戦闘では専用会話が発生する。

ペアエンディングはジャファルとエルク。どちらとくっついてもルゥとレイの双子を授かる。しかし黒い牙の賞金稼ぎに狙われ、行方をくらますことになる。やはり薄幸。

ユニット評価:A

 

シャーマン/ドルイド

今作で使用可能なのはカナスひとりだけ。クラスの変更点はモーション速度が改善されたことくらいだが、問題なのは魔道書の方。ルナとかいうチート魔法が生まれてしまった。これのせいで、カナスを育てない選択肢はほぼ無いと言える。ストーリー的にも闇魔法について詳しく語られるため、重要なポジションを占める。

カナス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 21 10 9 8 7 5 8 5 7
CC +4 +1 +1 +3 - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 70 45 40 35 25 25 45 - -
期待値 46.7 24.9 22.4 21.8 14.7 14.7 23.9 6 8
限界値 60 29 26 26 30 21 28 15 20

兄弟で唯一闇に飲まれていない元学者。

エリウッド編16章、ヘクトル編17章で加入。

山の隠者ニイメの息子、ヒュウの父親。兄が三人いたが、三人とも闇魔法の力に飲まれ、廃人になってしまった。自身もこのまま闇魔法の研究を続ければ兄たちと同じ末路を辿る知りながら、それでも好奇心が抑え切れないと語る。封印の時系列では既に故人となっており、彼もまた闇に飲まれたのかもしれない。

性能としては闇魔道士らしく力と魔防が高く、幸運と速がやや低め。速さえカバーできれば非常に安定した強ユニットとなる。何よりこいつはルナが扱える。烈火のルナは敵の魔防を無視し、命中95%でおまけに必殺20%という超凶悪な性能。ルナが使える時点で強キャラと言って良い。

支援相手はお好みで。会話が面白いのはバアトルとヴァイダ。

ユニット評価:A

 

僧侶・修道士/司祭

今作から光魔法を扱える下級職の修道士が登場し、武器レベルを上げ易くなった。ボスのネルガルに対して光魔法が有効なため、最低でもひとりは育てておきたい。

セーラ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 17 2 5 8 6 2 5 5 4
CC +3 +1 +2 +1 - +2 +2 +1 +1
成長率(%) 50 50 30 40 60 15 55 - -
期待値 39 22 18.4 24.2 28.8 9.7 27.9 6 5
限界値 60 25 25 26 30 21 30 15 25

破天荒な我儘シスター。

リン編5章、エリウッド編13章。、ヘクトル編12章で加入。

オスティア家に仕えるシスター。孤児院出身で貧しい子供時代を過ごした。自己中心的な性格で、常に周りの者を振り回す。その一方で明るく愛嬌があり、兵士たちの精神的な癒しとなることも多いキャラ。

性能としては幸運、魔防が良く伸びる典型的なシスター。攻撃面ではルセアに劣り、回復役としてはプリシラに劣るため、やや不遇。しかし、ヘクトル編ハードでは圧倒的な幸運を盾に敵のルナを比較的安定して受けられるため重宝する。

ペアエンディングはマシュー、オズイン、エルクの三名。地味にヘクトル、オズインと三角支援が組める。

ユニット評価:B

 

ルセア HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 18 7 6 10 2 1 6 5 6
CC +3 +2 +1 - - +3 +2 +1 +1
成長率(%) 55 60 50 40 20 10 60 - -
期待値 40.8 30.6 25 24.4 9.2 7.6 29.6 6 7
限界値 60 25 26 24 30 22 30 15 25

だが男だ。

リン編7章、エリウッド編16章、ヘクトル編17章で加入。

コンウォル家に仕える修道士。エトルリア王国出身。かつて父を賊に殺され、母親は衰弱死し、自身は貧しい孤児院で虐待されながら育った。心の病を患っており、時々発作に見舞われる。後日談では孤児院を営む。封印の剣にて、チャドやルゥが通う孤児院の院長が殺されてしまう描写があるが果たして……

性能としては、左側(力、技、速)が良く伸びる一方で、幸運と守備は全く伸びない典型的なコンウォル病。特に幸運は、彼の人生を投影するかの如く致命的。常に事故死のリスクが付き纏うため、運用には注意が必要。

どこからどう見ても女性にしか見えないため、女性から嫉妬されることもある。というか美人過ぎるだろ。

支援はやはりレイヴァンがオススメ。カレルとの会話も怪しい雰囲気を醸し出す魔性の男。

ユニット評価:A

 

レナート HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 43 12 22 20 10 15 18 6 9
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 60 40 30 35 15 20 40 - -
期待値 45.4 13.6 23.2 21.4 10.6 15.8 19.6 6 9
限界値 60 25 26 24 30 22 30 15 25

元傭兵の司祭。不死身のレナート。

エリウッド編30章、ヘクトル編32章で加入する。

喪った共を蘇らせるため、かつてネルガルの実験に協力していた人物。自身の身体も被検体として提供しており、モルフとなって望まぬ永遠の若さを手に入れている。エーギルを集めるために罪無き人を殺めることもあり、その一端でルセアの父親を殺害している。そうしてまで蘇らせた親友は、とても人とは呼べぬ心を持たない人形だった。結果、レナートはネルガルと決別。過去の行いを悔いてエリミーヌ教に入信した。

 

……許してくれ。
あの時の俺は……自分のことしか考えなかった。
失った友を、取り戻したい一心で……
人の道に背くことをした。
自分の満足のために……
他人の命までもを……犠牲にした。

 

クリア後の後日談では行方不明になっている。烈火のキャラの中でも特に昏い過去を持つ男。

元々は凄腕の傭兵だったこともあり、司祭は本来の適正職ではないのだろう。魔力の低さも納得できる。幸運の低さもモルフであることを考えれば寧ろ高い方。とは言え、最終盤の加入でこのステータスでは残念ながら戦力にはならない。

支援会話ではワレスの30年前の恩人だったり、バアトルを拳ひとつで気絶させたり、かつての伝説っぷりが覗える。

ユニット評価:D

 

トルバドール/ヴァルキュリア

弱いわけない。以上。

プリシラ HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 16 6 6 8 7 3 6 7 4
CC +3 +2 +1 - - +2 +3 +1 +1
成長率(%) 45 40 50 40 65 15 50 - -
期待値 35.2 22.4 25 22.4 30.4 10.4 27 8 5
限界値 60 25 24 25 30 24 28 15 25

コンウォル兄妹の妹。深窓の姫君。

エリウッド編14章、ヘクトル編14章で加入。

レイヴァンの実妹今作唯一のトルバドール。前作のクラリーネもそうだったが、このキャラも当然のように強キャラ。馬に乗ってる魔導士が弱いわけない。コンウォル家の一員らしく、左側のステータスが良く伸びる。ただ、レイヴァン、ルセアと違って運も伸びる。ただし守備は紙。

超絶ブラコン妹として有名。ルセアに嫉妬するヤンデレ

ペアエンディングはギィ、ヒース、エルクの三人。公式の小説はギィと結ばれている。オズインとの支援ではコンウォル家解体の真相を聞かされる。テンプレはやはりレイヴァン、ルセアとの三角支援。セインとの支援も、同属性かつ足並みが揃うので使い易い。

ユニット評価:A

 

盗賊/アサシン

今作から新たにCC先にアサシンが追加され、強化された。固有スキルは必殺の半分の確率で発生する「瞬殺」。ダメージに関係なく敵を一撃で葬ることができる。そのため、彼らの得物は専らキルソード。もちろん、CC後も盗賊の鍵は使用可能。

マシュー HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 18 4 4 11 2 3 0 6 7
CC +3 +1 +1 - - +2 +2 - -
成長率(%) 75 30 40 70 50 25 20 - -
期待値 48.7 16.1 19.8 36.9 20.5 14.2 9.4 6 7
限界値 60 20 30 30 30 20 20 15 25

オスティア家に仕える密偵

リン編6章、エリウッド編13章、ヘクトル編11章で加入。

戦闘ではあまり頼りにならない。初期値が低く、成長率もそこまで高くないため、後半は特に火力不足に陥り易い。彼を戦闘で生かしたいなら、ギィかセーラと支援を組み、必殺率を上げて瞬殺を狙うと良い。

物語中盤で恋人のレイラをジャファルに殺される。その後は黒い牙に憎しみを抱き、特にジャファルは仲間になった後も殺そうとしたほど。

ペアエンディングはセーラ。彼女の持ち前の明るさが、レイラを喪った哀しみを癒していく。上記したように性能面でもおすすめ。

ユニット評価:C

 

ラガルト HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 26 8 11 15 10 8 3 6 9
CC +3 +1 +1 - - +2 +2 - -
成長率(%) 60 25 45 60 60 25 25 - -
期待値 45.2 15.7 24.1 31.2 26.2 16.7 11.7 6 9
限界値 60 20 30 30 30 20 20 15 25

元黒い牙、疾風のラガルト。

エリウッド編19章、ヘクトル編20章で加入。

マシューより初期値が高く、ハードブーストもかかるため使い易い。特に回避に関しては全キャラ中トップクラス。

かつて組織の裏切り者を粛清する役目を担っていたが、ネルガルが黒い牙を乗っ取ってからは怪我人や才能の無い者まで始末させられるようになる。そして恋人のアイシャを自らの手にかけることになり、組織からの脱走を決意した。ロイドやライナスたちとは仲が良かったようで、終盤の彼等との会話は必見。

支援相手は黒い牙絡みでジャファル、ニノ、マシュー、そしてヒースとイサドラ。イサドラとはペアエンディングがあるが、結局結ばれることは無い。

ユニット評価:B

 

ジャファル HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 34 19 25 24 10 15 11 6 8
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 65 15 40 35 20 30 30 - -
期待値 38.5 20 27.8 26.4 11.4 17.1 13.1 6 8
限界値 60 20 30 30 30 20 20 15 25

元黒い牙最高幹部【四牙】のひとり。死神ジャファル。

エリウッド編26章、ヘクトル編28章で加入。

戦場でネルガルに拾われ、彼の道具として育てられた。マシューの恋人レイラを殺した張本人。

ソーニャから王子ゼフィールとニノの始末を命じられるも、ニノの説得もあって組織を裏切る。途中でウルスラと鉢合わせ、戦闘に至るが、このマップがなかなかの難関。もたもたしてるとジャファルが死ぬ。迅速な進軍が求められる。

性能としてはアサシンの中でも最強。初期値が高く、最初からほとんど完成されていると言って良い。耐久は低めなので、そこだけは注意が必要。

ペアエンディングはニノ。最初からニノに好意を抱いていたことが明らかになる。烈火の中でも特に甘い内容。しかし黒い牙の残冬狩りに追われ、最終的に離れ離れになってしまう。

ユニット評価:A

 

踊り子・バード

ニニアン HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 14 0 0 12 10 5 4 5 3(4)
CC - - - - - - - - -
成長率(%) 85 5 5 70 80 30 70 - -
期待値 30.1 0.9 0.9 25.3 25.2 10.7 17.3 5 3(4)
限界値 60 10 10 30 30 24 26 15 20

踊り子姉弟。笛の弟と踊りの姉。

ニルスとニニアンの性能は全く同じ。ステータスも共有している。体格だけ姉のニニアンが1大きい。

作中の最重要キーパーソン。ニニアンはリンディスと並ぶ実質的なメインヒロイン。

正体は氷竜。人竜戦役の際に竜の門を通って異世界に移住した一族の巫女。エーギルを用いて竜の門を開く力を有するため、ネルガルからその身を狙われている。

ネルガルとは親子の関係である可能性が高い。記憶を失ったネルガルが何故力を求めたのか。そもそも何故モルフを創り出す研究に没頭したのか。それはヘクトル編19章異伝をクリアすると明らかになる。この章をクリアすると、ネルガル撃破時にニルスが無意識に涙を流す。詳しくはネルガルの項目で。

ペアエンディングはエリウッド。彼と結ばれた場合のみ、竜としての力を捨てて人として歩んでいく事になる。その場合、封印の剣の時系列では既に故人となっている。

ユニット評価:A

 

大賢者

アトス HP 幸運 守備 魔防 移動 体格
初期値 40 30 24 20 25 20 28 6 9
CC - - - - - - - - -
成長率(%) - - - - - - - - -
期待値 40 30 24 20 25 20 28 6 9
限界値 60 30 30 25 30 20 30 15 20

八神将の生き残り。生きた伝説。

終章のみ使用可。

かつて英雄ハルトムートらと共に人竜戦役を戦い、人類を勝利に導いた英雄。クラスは専用職の大賢者。理、光、魔法、杖の全てがSであり、神将器である業火の理フォルブレイズの他、至高の光アーリアル闇魔法ルナも使いこなす。魔力が30と全キャラ中トップであり、回復役としても一級品。さすが伝説と謳われるだけのことはある。

ネルガルとはかつての親友同士。500年前にナバタの里で出会い、人と竜が共存する理想郷で互いに切磋琢磨していた。しかし、少しずつ二人の理想に違いが生まれていく。闇魔法に没頭し、他人からエーギルを奪う術を生み出したネルガルを危険とみなし、里の住人と手を組んで彼を葬ろうとするが失敗。その際、ネルガルは片目を負傷している。

エンディング後は役割を終え、エリウッドたちに見守られながら静かに息を引き取った。

ユニット評価:S

 

その他キャラ

オスティア家に仕える密偵

マシューの恋人。ストーリー途中でジャファルに殺される。盗賊レベル14のくせに凄まじいステータスを誇る。もし仲間になっていれば、間違いなくマシュー以上の戦力になったであろう。惜しい。

 

ベルン王国王子ゼフィールと王女ギネヴィア。
この頃からゼフィールは、学問でも武術でも優れた才能を発揮していた。そのため、凡才だった国王デズモンドから疎んじられ、命を狙われる。毒殺されそうになるのはもう少し後の話。これらは後の彼の人生に暗い影を落とすことになる。

 

敵キャラ

黒い牙最高幹部【四牙】のひとり。白狼ロイド。

黒い牙首領ブレンダンの息子であり、弱きを助け、強きを挫くという組織の信条を信仰する剣士。クラスはソードマスター。

ステータスを見て分かる通り超強い。こちらのソードマスターなど相手にならない。しかも最終決戦でモルフとして復活し、弟のライナス共々再度対決することになる。

 

黒い牙最高幹部【四牙】のひとり。狂犬ライナス。

ロイドの弟。冷静な兄と違い、こちらは喧嘩っ早い性格。しかし筋は通す性格のようで、部下からの信頼は厚い。クラスは勇者。

速が低めな分、ロイドよりはまだ戦い易い。しかしそれでも強敵であることに違いは無い。ロイドと支援Aがついているのも厄介。

 

黒い牙最高幹部【四牙】のひとり。蒼鴉ウルスラ

FE恒例、美人の女幹部。残念ながら仲間にはならない。

ゼフィール王子暗殺の任を放棄したニノとジャファルの始末するため、エリウッドたちの前に立ちはだかる。高機動力のヴァルキュリア+広範囲のサンダーストームを持つ強敵。例によって最終決戦にてモルフとして再度戦うことになる。

 

重要人物っぽいオーラを纏っただけのモブ。

戦わずに死ぬ。

 

黒い牙首領ブレンダンの後妻。ネルガルの忠実な僕。

黒い牙を裏から操っていた張本人。モルフを「人形」として見下していたが、自身もモルフであったことが告げられ、ネルガルから失敗作の烙印を押される。

敵としては賢者のくせに守備が高く、広範囲のサンダーストームまで持つ強敵。そして黒髪ウェーブに巨乳と生足が特徴的。エロい。ブレンダンの気持ちも分からなくはない。性格はめちゃ悪いけど。

 

ネルガルの最高傑作。

性別不明とされるが、グラフィックは女性賢者。主であるネルガルのため、各地で暗躍する。ソーニャより一回り能力が高く、HP、守備、魔防に関してはクラスの上限を超えている。はっきり言ってチート。

心を持たない人形のはずだが、最期にネルガルに使い捨てにされた際は、感情が芽生えたかのような台詞を口にする。

私は人間ではない。

この身も、この心も偽りのもの……

そう。この悲しみも……

今作のモルフを象徴する人物。

 

烈火の剣における全ての元凶。災いを招く者。

ボスらしく非常に高火力かつ高耐久。速さ以外は隙が無い。フォルブレイズではかすり傷程度のダメージしか負わせられないため、特効が入るアーリアルか、今作チート魔法と名高いルナで削っていくのが正攻法。

 

ニニアンとニルスの実の父親。

妻は竜のエイナール。かつて人竜戦役の際に、人間か竜によって連れ去られた妻を助けるため、闇魔法の研究に没頭するようになる。

ヘクトル編19章で、幼いニニアンとニルスに「父さんは悪いやつらにさらわれた母さんを助けに行くから、自分が戻ってこなかったら弟を連れて逃げなさい」と語る闇魔導士がいること。また、力を得るために記憶を犠牲にする描写があることから、ほぼ間違いない。

これらを考えると、ネルガルの元々の行動原理は「最愛の人を助ける」という、あまりにも愚直な想いであったことが分かる。ニニアンとニルスに対する態度からも、かつては子供想いの良き父親だったのだろう。しかし闇魔法は危険なもの。カナスの兄たちが廃人となったように、ネルガルも闇魔法の力に飲まれ、やがて自分が何のために力を欲しているのか分からなくなってしまう。

でも完全に我を失ったわけじゃないんだよな。「死んだ友を生き返らせてほしい」っていうレナートの願いを聞き入れてモフルを創ったのも、感情を持ったモフルを創ることに拘ったのも、おそらくは最愛の妻を生き返らせるため。闇魔法の力に記憶を蝕まれても尚、彼は彼の本来の目的のために研究を続けていた。

しかし、最終的には愛する我が子たちをも手にかけ、目的と手段が完全に逆転してしまう。「私は何のために力が欲しかったのだ?」と自問しながら息絶えるネルガルの人生は、FEのボスらしく悲劇に満ちたもの。誰が何と言おうが、僕はネルガルというキャラが大好きです。せめてあの世でまたもう一度巡り合って幸せになって欲しいものです。

 

感想

僕はFEシリーズは結構プレイしてますが、その中でも烈火の剣が一番好きな作品です。

まず敵キャラが全員魅力的ですよね。四牙を始め、不気味なモフルたち、ソーニャやリムステラ、そしてネルガル!

ネルガルに関しては、アトスとの関係性やニニアンたちとの設定を含め、FEで最も好きなキャラになっています。やはり敵キャラが魅力的なゲームは神ゲー

他にもレナートとかカレルとかラガルトとか。みんな設定良過ぎだって!完全にツボなんだよなぁ。最高!

女性キャラのデザインも素晴らしいし。リンとかカアラとかニニアンとかレベッカとかペガサス三姉妹とか。ワダサチコ先生、ありがとう御座います!

総じて、FEの中でもトップクラスの完成度を誇る名作だと思います。興味を持ったら是非プレイしてみてください。